当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
無口な風俗嬢・愛未(桜木優希音)は、容姿やプレイ内容は評価を得ながらも、不愛想なことからいつも店を首になり、風俗店を転々としていた。ある日、またも歌舞伎町のソープ店を解雇されたことから、家賃の安い風呂なし共同トイレの事故物件に住むことになった。街娼となった愛未は、不思議な“志集”を売る路上詩人のカヲルや、並行世界を研究する理論物理学者の江口と出会い交流を深めるが、やがて世にも不思議な体験をする事に…。
不動産屋の江口は郊外の一戸建て物件を男性客に紹介するが、その男は家の中でこつ然と姿を消してしまう。実は江口が案内した家は、過去に住人一家が不幸に見舞われた、いわくつきの事故物件だったのだ。そんなある日、江口が帰宅すると妻の灯里(並木塔子)が短い言葉を手紙に残し、突然姿を消した。その後仕事も辞め失意のどん底にいた江口だが、再就職先の工場で寮婦をしている藤子(星川凛々花)という美女と出会うのだが…。
喫茶店で別れ話を終えたばかりのミユキ(佐倉絆)に、「おじさん、お金ないんだ」と話しかけてきた中年男の三沢。突然のことに戸惑いながらも、自らを“ヒモ”と言い切る彼の不思議な魅力にミユキは惹かれていく。その後三沢と暮らし始めたミユキは三沢を食わせるために会社を辞め、三沢の知り合いが経営する風俗店で働くことになるが、プレイルームでの研修の相手は、三沢と喫茶店で一緒にいた女、灯里(並木塔子)だった。
流花(CIMA)から客を殺してしまったとの連絡が入る。悠斗(向理来)がホテルに行くと呆然とした流花と浴室に血だらけの死体を発見する。しばらく身を隠すこととなった悠斗と流花は二人だけの濃蜜な時間を過ごす事になる。悠斗は流花に青山について聞く。すると流花も悠斗と同じように青山と交換日記を行っていたことを知る。一方、聖夜は匿っている矢崎の世話を焼き、柴原からの制裁で不自由となった右腕をみながら、復讐を誓うのだが…。
数多くの障害を乗り越えて結ばれた悠斗(向理来)と青山。二人で遠くへ行こうと愛を確かめ合った翌朝、青山は姿を消した。愛する青山はどこへ?! そんな悠斗の前に青山の全てを知ると言う男・柴原が現れ、六本木のクラブへ同行すると、流花(CIMA)というポールダンサーの青年と出会う。 一方、悠斗のライバルだったが堕ちてしまった聖夜は、裏組織に追われた恋人の矢崎を匿い、虎視眈々と復讐の機会を伺っていたのだが…
マリカ(きみと歩実)と夫の那津男は結婚4年目の夫婦。いつものように夫を送り出したまりかは、欲求不満を埋める為自慰に耽り、その後寝込んでしまう。そこへ田中と名乗る見知らぬ男が現れ、仰天するマリカに彼は、一年前の今日、仙台で会ったと告げるー。その頃、ラブホテルの一室では、清楚な美女のまりか(桜木優希音)と那津男がいた。まりかは、一年前の約束を覚えていた事を喜び、那津男もまた今日を待ちわびていたというのだが…。
夕暮れ時、吉井が開店前の「スナックあけみ」へと入ってゆく。店内には開店準備をするスミレ(霧島さくら)の姿があった。三年前、スミレはカラダを売りながらその日暮らしの日々を送っていたが、ある晩、客が寝入った隙に金を抜き取ろうとした所を咎められ、顔面血だらけで道にうずくまっていた。そんな時、通り掛かった吉井に助けられ、店じまいをしていた妻・明美(黒木歩)のもとに連れて行かれた。その後スミレは吉井夫妻や常連客たちに見守られながら自分を取り戻してゆくのだが…。
白い砂浜とコバルトブルーの海が美しい南の島。寝室でミカヨ(涼川絢音)と夫の準一がセックスをしている。ミカヨは足を抱え屈曲し、そのまま姿勢をキープする。夫婦は妊活中だった。翌日、町外れの巨大廃墟群で作業服姿の準一や吉井と数名の作業員が、地雷探知機を手に撤去作業中、準一は地雷を踏んでしまう。一方、過去に妻の浮気に逆上して○人を○してしまった元刑事の吉井は、準一の通夜でミカヨと対面し表情が変わるのだが…。
都心のタワーマンションに住む三沢はシズエ(ほたる)という女と再婚した。シズエにはミカヨ(涼川絢音)という娘がいたが、親子三人仲睦まじく暮らし始めていた。ある朝、三人で朝食を摂っていると、三沢がミカヨと家族になった記念に旅行を計画していると言い、その事を知ったミカヨは、嬉しそうに三沢の頬にキスをする。そして数日後、南の島の白い砂浜で、若い恋人同士の様にはしゃぐ三沢とシズエを静かに見つめるミカヨの姿があった…。
結婚式を目前に控えたミチル(友田彩也香)は、婚約者の准也と激しく絡み合っていた。その夜、准也のマンションからの帰り道、ひと気のない地下道で、赤い風船を手にしたピエロと遭遇する。怖くなり自宅に逃げ帰ったミチルだが、なんとクローゼットに潜んでいたピエロに○○○され、数日後、謎の投身自殺をしてしまう。一方、同僚のユウ(佐倉絆)とマリ(涼川絢音)は、ミチルの葬儀の帰り道に喫茶店で話をしていた。するとカウンターの向こうに青白い顔のミチルが、二人を見つめている事にユウが気付くのだが…。
長年フリーターのカズオは、トシエという看護師の恋人ができた事をきっかけに、不動産会社への就職も決まり、トシエを紹介するべく母を東京に呼ぼうとする。しかし、勤務先の社長とトシエの浮気現場を目撃してしまい、彼女と別れると同時に会社も辞めてしまった。荒んだ気持ちのまま、スナック《ひまわり》に入ったカズオは、ホステスのミカヨ(涼川絢音)に目を奪われる。屈託無い表情で笑顔を絶やさない彼女は、まるで天使の様だった。しかしミカヨには軽い知的障害があり、店のママ・アケミ(黒木歩)がさりげなくサポートしていたが…。
《家に帰る途中、怪物に捕まったお姫様は、その怪物の館でずっと閉じ込められていた》それは、少女がクレヨンで描いた絵本の物語…《怪物は毎日お姫様をいじめたが、彼女はいつかきっと素敵な王子様が助けに来ると信じ、我慢した…》大人になった少女のミカヨ(涼川絢音)を殺し屋の元締めシズエ(ほたる)の息子タカシが突き上げる。しかし彼女は、平然とスケッチブックに絵を描き続けた。そして、絵本の顔に紫色のクレヨンを塗りたくると、その顔は物語の怪物になっていた…。一方テレビからは、ニュースレポーターの女が、『18年前、当時小学一年生の佐藤ミカヨさんが下校途中に忽然と姿を消し、未だに未解決の事件』だと語っていたのだが…。